____保湿からはじまる口腔ケア 口腔ケア用湿潤剤ジェルエット


横浜・川崎地域連携栄養フォーラム 26 Oct. 2008

特別講演
「口から食べること」
〜 歯科訪問診療の立場から 〜

鶴見大学歯学部高齢者歯科学講座 菅 武雄


メモ:

会場:鶴見大学会館地下1階ホール

管理栄養士さんの勉強会、横浜・川崎地域連携栄養フォーラムの特別講演に講師招聘されました。
名誉なことです。この日の5日前には「横南コミュー勉強会」という管理栄養士さんの別の会
でも話をする機会があったので、この週は「栄養週間」となりました。

このフォーラムは学会形式で組み立てられており、栄養サマリーの開発の経過報告や一般演題
まである本物の会です。主催している先生方はもちろんのこと、参加者のレベルも高い。
いい刺激になりました。どうもありがとうございました。

ジェルエットは訪問診療の3分野、「診療」「ケア」「リハ」の話のなかで紹介しました。
口腔機能を考える時、口腔湿潤剤は必須なのです。それを管理栄養士さん達に知って欲しかったのです。

もう一人の講師は飯田良平君。嚥下内視鏡検査のライブはいつも好評。嚥下の発達についてのプレゼンは
いつも楽しく勉強になります。高齢者歯科なのに、半分くらい小児の嚥下。。。(^_^)

ぜひ、また参加したいです。

【抄録】
 歯科における診療体制システムには3つの選択肢が用意されていることになっています。外来診療、入院(病棟)診療そして訪問診療です。しかし、歯科診療所における外来診療を中心に発展してきた歴史的経緯から、患者さんは通院してくるもの、を前提としてしまっている部分があったのです。ところが、高齢化が進むにつれて通院困難な患者さんが増加してきており、外来診療だけでは地域のニーズに応えられなくなってきました。歯科医療サービスを通院困難な患者さんたちに届けるためには何が問題で、どう対応すべきなのかを多業種連携による地域展開として考えなくてはならない時代になったのです。  また、「食べること」に対する再認識がなされるようになってきたのも超高齢社会における地域医療・地域介護の特徴の1つです。「食」をサポートするためには、管理栄養士、看護師、言語聴覚士、歯科衛生士、ワーカーなど多くの職種が transdisciplinary approach にて協働しなくてはならないことが理解されてきたのです。
 今回は歯科訪問診療を通じての「口から食べること」を考えてまいります。
1.歯科訪問診療について
 1) 背景
 2) システムの問題点
 3) 最近の考え方 (歯科診療・ケア・リハビリテーション
2.摂食機能に対するアプローチ
 1) 基本機能:「噛むこと」
 2) 前歯と臼歯の機能の違い
 3) 観察したい2つのポイント
 4) 対応例

【講師紹介】
菅 武雄 (Takeo SUGA)  E-mail: suga-t@tsurumi-u.ac.jp
鶴見大学歯学部高齢者歯科学講座 助教(〒230-8501 神奈川県横浜市鶴見区鶴見2-1-3)
鶴見大学歯学部 平成2年卒業 歯科医師・博士(歯学)
日本老年歯科医学会 指導医・認定医
日本補綴歯科学会 指導医・専門医
日本老年歯科医学会 評議員・編集委員・総務幹事・後期高齢者問題検討委員会委員
日本不整脈学会 電磁波干渉/不具合に関する検討委員会委員
介護支援専門員、横浜市介護認定審査会委員
通産省第二種情報処理技術者
著書
1) 高齢者歯科学, 永末書店(共訳), 2000.
2) イラストレイテッド・クリニカルデンティストリー, 医歯薬出版(共著), 2001.
3) 口腔ケアハンドブック〜歯科の知識と介入レベル別口腔ケア, 日本医療企画(単著), 2002.
4) 最新歯科衛生士教本・高齢者歯科, 医歯薬出版(共著), 2003.
5) 日本歯科評論別冊「予防補綴のすすめ」, ヒョ―ロン・パブリッシャーズ(共著), 2004.
6) 歯科衛生士のための高齢者歯科学, 永末書店(共著), 2005.
7) 日本歯科評論別冊「器材からみるオーラルケア」, ヒョ―ロン・パブリッシャーズ(共著), 2005.
8) 日本不整脈学会監修「生体内植込みデバイス患者と電磁干渉」, メディカルレビュー(共著), 2007.
9) 口をまもる生命をまもる「基礎から学ぶ口腔ケア」, 学習研究社(共著), 2007.
10) う蝕学 〜チェアサイドの予防と回復のプログラム〜 永末書店(共著), 2008.
11) 日本老年歯科医学会監修「口腔ケアガイドブック」, 口腔保健協会(共著), 2008.
12) 日本歯科医師会編「高齢者の口腔機能管理」, 日本歯科医師会(共著), 2008.


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